
毎日なんとなく使ってるドライヤー。
でも実は、乾かし方ひとつで髪の艶やまとまり、ダメージの少なさまで大きく変わってくるのをご存じですか?
特に30代以降は、年齢による髪の変化も感じやすくなる時期。
だからこそ、「正しい乾かし方」を知っているかどうかが、美髪への分かれ道になります。
今回は、「髪を美しく乾かすドライヤーの正しいやり方」を図解付きで分かりやすくご紹介します。
今日からできるコツばかりなので、ぜひ参考にしてくださいね。
ドライヤーの正しい方法
1. タオルドライをしっかり行う

髪がびしょびしょの状態でドライヤーを使うと、時間がかかるうえに髪と頭皮に熱ダメージが増えます。
ドライヤー前の下準備として、しっかりタオルドライで余分な水分を取ることが大切です。
【方法】
柔らかいタオルで、ゴシゴシこすらず、髪を押さえるように水分を取りましょう。
(キューティクルが開いた状態での摩擦は、パサつきや枝毛などの原因に)
【ポイント】
毛先だけでなく、根元の水分もよく取ります
※ タオルドライの目安は、毛先から水滴が落ちなくなるまで
2. アウトバストリートメントをつける

アウトバストリートメントとは、タオルドライの後に使用する洗い流さないタイプのトリートメントです。
アウトバストリートメントをつけることで、ドライヤーの熱や摩擦のダメージを軽減できます。
毛先中心に馴染ませてから、粗めのコームなどでとかして均一にしましょう。
3. 根元から乾かす
髪の毛を乾かすときは、乾きにくい根元から乾かすことが鉄則です。
根元→中間→毛先の順番で乾かすことでクセがつきにくくなり、翌朝のスタイリングの時短&まとまり感もアップしますよ。
地肌に指を入れて動かしながら乾かすと、ふんわり仕上がります。
またドライヤーの風はキューティクルの向きに合わせて、頭の上から下に向かって当てましょう 。
4. ドライヤーは髪から20cmほど離す

熱が一点に集中すると髪や頭皮へのダメージの原因に。
ドライヤーは振りながら風を当てましょう。
また、近くから当てると早く乾きますが、それだけ髪と頭皮に強い熱ダメージが加わります。
ドライヤーは髪から20cmほど離して当てましょう。
5. 冷風で仕上げる
髪の毛が8割ほど乾いたら、最後に冷風で髪を冷まし仕上げましょう。
キューティクルが閉じて引き締まることで、髪の痛みを防ぎ、艶やスタイリングの維持につながります。
表面を手ぐしで整えながら冷風を当てると、まとまりとツヤが長持ちしますよ。
★図解で説明

【+αのテクニック】

☆ブラシブローでツヤ感アップ
パドルブラシやロールブラシで軽くブローすると、髪がまっすぐ整いツヤツヤになります。
☆うねりが気になる人は…
髪が熱いうちに引っ張るようにブローし、冷風で固定するとクセが伸びやすくなります。
まとめ:正しいドライヤーでさらに美髪に!

毎日の「髪を乾かす」=「ダメージの時間」にならないように、ちょっとしたコツを意識するだけで、ツヤもまとまりも全然違います。
ぜひこの記事を参考に、正しいドライヤーでさらに美髪を目指しましょう。